Stataデータハンドリング (ラベリング編)
Stataでのデータハンドリングの際、ラベルなど貼り付けずそのままデータをいじっていたのだがいかんせん読みにくい。今回はラベリングの処理について残しておく。
1.ラベルをつける
変数と値へのラベルを貼り付ける^1。
変数名へのラベリング
label variable 変数名 "つけたいラベル"
値へのラベリング
* ラベルを定義 label define ラベル名 1"できる" 2"ある程度できる" 3"あまりできない" 4"できない" 9"無回答" * ラベルを貼り付ける label values 変数 ラベル名 * 同じラベルを複数の変数に貼り付けたいとき label values 変数1 変数2 変数3 ラベル名
2.値を見る
回帰などの分析の際、ラベルではなく値を知りたい場合がある。以下では2つの方法を紹介する。
tabulate コマンドで数値を出力する方法
tabulate 変数,nolabel
と nolabel オプションをつける。表におけるラベルの表示が外れる。ラベルの定義を確認する方法
label list ラベル名
で値とラベルの対応表が吐かれる。なお、ラベル名を指定しなければ全てのラベルが吐かれる。
註1.ラベルを貼り付けられないトラブル
ラベルを貼り付ける際、トラブル発生。
may not label strings r(181);
データの読み込みかエンコードなどが悪かったのだろうか。値ではなく string(文字) と認識されているようなので、stringからnumericへ変換したら解決です。
stringをnumericへ変換
destring 変数, replace